皮膚に関する豆知識やケアの方法など役立つ情報が満載ですのでぜひ参考にしていただけれ
ばと思います。

水虫や爪水虫は、他の人にうつす前に皮膚科専門医で治しましょう!
- 2010年07月08日
- 水虫・爪水虫
足の水虫の原因菌である白癬菌(水虫菌)は、皮膚の角層に存在するため、通常炎症症状を起こすことはまれで、かゆみを生じることはほとんどないです。日本では、潜在的に足の水虫にかかっている人が、約20%いると推定されています。足の水虫にかかっていても、かゆみや炎症症状などの自覚症状を伴わないことが多いため、治療せず放置されるケースが多いようです。
足の水虫の発症には、気温や温度、白癬菌が足についてからたった時間、足に傷があるかどうかなどの条件に左右されます。足の水虫菌(白癬菌)をもっている人から周囲の環境に白癬菌が散布されます。散布された菌が、健康な人の足に付着することを防ぐのは難しいですが、付着して24時間以内に洗い流せば感染を防ぐことが可能です。
水虫の症状を放置すると、他の方に水虫の症状をうつしてしまいます。また、爪水虫が発症する原因にもなります。爪水虫は、ぬり薬では効果不十分であり、抗真菌作用をもつ皮膚科の飲み薬が必要不可欠です。イトラコナゾールのパルス療法は、副作用が少なくかつ爪に長時間とどまるため、爪水虫の治療には有効です。まひろ皮膚科クリニック(皮膚科専門医)においても、爪水虫によく効く飲み薬の処方(イトラコナゾールのパルス療法)を行っておりますので、爪水虫の症状がございましたら、早めに当クリニックを受診しましょう。はなまる(雑誌Hanamaru)2009年5月号に、とびひに関する まひろ皮ふ科クリニックの記事が掲載されました